フロントサービス（ベル）

2025年9月22日 2025年9月22日

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ハウスキーピングからキャリアをスタートさせ、サプライズ手配や後輩育成を通して、おもてなしを体現しているベルスタッフ。
4年の経験を積んだ今、どんな思いがあるのかを聞きました。

1年目

ハウスキーピング

滞在中・出発後のお部屋の清掃管理やインスペクション、仕上がった部屋の売り出しなど、1日1フロア分の客室管理をを行っていました。この期間で客室の配置や備品についてかなり詳しくなり、現在のフロントサービスの仕事にも活かすことができています。

2年目～現在

フロントサービス

2年目でフロントサービスに異動になりました。基本の仕事はインターンで経験したことがありましたが、それに加えて現在は夜勤業務や宅配カウンターでの発送業務、後輩育成などにも携わっています。

INTERVIEW

インタビュー

入社を決めた理由

もともと接客が好きで、おもてなしを学んで極められたら人としても成長できるのではないかと考え、ホテル業界への就職を目指しました。お台場というロケーションの特別感や、インターンで感じたこのホテルの親しみやすいサービスの雰囲気とスタッフの人間関係の良さが好きで、グランドニッコー東京台場への入社を決めました。

就職活動時のエピソード

就職活動のときは、多くのホテルに足を運び、お茶を飲んだりロビーを眺めたりして、そのホテルの雰囲気を見ていました。あまり混雑していない日はスタッフの方に話を聞くこともあり、そのままお部屋を見せてくださったホテルもありました。
どんなお客様が来館しているかなど、10分くらい眺めてみるだけでも、その会社の特徴がわかるのでおすすめです。

この仕事のやりがい

日によってお客様の層が変化するところが面白いです。通常は海外からのお客様がメインですが、夏休みなどの長期休みでは国内のファミリーが、宴席がたくさんある日はビジネスのお客様が、クリスマスの時期はサプライズのお問合せが多くなります。相手に合わせておもてなしをマルチに変えていく必要がありますが、日々幅広い接客を学べて自分ができるご提案が増えていくのが楽しいです。

複数の部署を経験して良かったこと

ハウスキーピングを経験して客室について詳しくなっていたことで、レンタル品やお部屋でのアクシデントなど、お部屋に関するオーダーへのご対応は得意です。
ルームナンバーを聞けばそのお部屋の広さや備品の配置、窓から見える景色が頭に入っているので、お客様へのご案内もしやすいですし、補助ベッドの組み立てやベッドメイキングも身についているため、急な人数変更にも困りません。

後輩が入ってきて

自分たちが慣れて当たり前のように思っていた仕事でも、後輩から質問されて気づかされる場面がよくあります。
どうしてするのか、本当に必要なのか、もっとしなくてはいけないことではないか、など、後輩に教える中でいろいろな仕事を一度立ち止まって見直すことができています。

印象に残っているエピソード

プロポーズのお花のお届け、お誕生日プレゼントやバルーンのお部屋入れ、といったサプライズの仕事を学び始めた頃、まだ受けられる注文とそうでないものがわかっていなかったり、お客様からのリクエストがあいまいなときに自分で解釈してしまったりしていました。
上司から「このサプライズはお客様の一生に一度のものなのだから、あなたの考えに寄せることなくお客様の思いを知らないと」とアドバイスされ、お客様の大切な1日をもっと重要なものとして感じなければと、改めて気を引き締めました。
この出来事をきっかけに、提案できる内容をさらに勉強すると同時に、お客様のご要望をしっかりとヒアリングして、最高の形でサプライズを成功させられるよう全力を尽くせるようになりました。

仕事をするうえで大事にしていること

お客様がそれぞれの理由でグランドニッコー東京台場を選んでくださっていることを忘れずに、1つひとつの接客の機会を大切にしています。日本を楽しみにお越しになる海外からのお客様には日本を好きになっていただきたい、何カ月も前から問合せをして準備をしていたお客様のサプライズは絶対に成功させたい、という気持ちで臨んでいます。

職場では、先輩にも後輩にも自分から話しかけることを意識しています。初めて1人でする仕事に挑戦するときなどは私も緊張した経験があるので、特に後輩のことは気にしながら、なるべくサポートやフィードバックができるよう心がけています。

これから挑戦したいこと

夜勤のインチャージ（責任者）を務めることです。大変な仕事だとは思いますが、自分の経験にもなると思うので挑戦してみたいです。
今はセカンドという2番手のサポート役をしていますが、インチャージができるようになるためには、今以上に他の部署との関わりを持ち、VIPのお客様の対応やクレームへの応対を勉強して、朝の玄関を仕切れるようドア業務もより深く知っていかなければいけないと思っています。

休日の過ごし方

いろいろな方法でリフレッシュをしています。
動画配信サイトで好きな動画を観たり、ホットヨガで体を動かしたりすることもあれば、夜勤明けに同僚とテーマパークに出かけて閉園時間まで思い切り遊ぶこともあります。

FLOW