レストランサービス(The Grill on 30th)
2店舗でのレストランサービス経験を持ち、4年目の終わりにバーテンダーの資格を取得した努力家のスタッフ。
どんなことを意識して日々を積み重ねているのかをインタビューしました。
1年目
レストランサービス(ガーデンダイニング)
入社直後はコロナ禍で朝食営業がなかったため、ランチ・ディナーブッフェのお客様対応をしていました。現在は行っておりませんが、当時はお席までスペシャルメニューをお持ちするワゴンサービスもありました。
シフトによってはThe Grill on 30thや中国料理 桃李、ルームサービスのヘルプに入る日もあり、料飲部内に多くの知り合いができました。
2年目~現在
レストランサービス(The Grill on 30th)
朝食とランチはヘルプで経験したことがありましたが、ディナーのThe Grill on 30thは、コースの種類が多かったり併設のバー営業があったりする点で、新しい経験となりました。キッチンから受け取った料理をお客様にお出ししているところは想像がつくと思いますが、実はその前にそれぞれのお客様のお食事のペースを見極めて、コース料理の次の品をキッチンに依頼していくこともサービスの仕事です。
INTERVIEW
インタビュー
入社を決めた理由
以前からホテリエへの漠然とした憧れがありました。かっこいい佇まいから、何でも知っていそうなスマートな大人に見えたのが理由かもしれません。
就活では日系ホテルも外資系ホテルも調べましたが、観光客・ファミリー・ビジネスマン…といろいろなお客様がいらっしゃるリゾートホテルに惹かれ、格式高いサービスよりもときにはフランクにお客様と会話ができるサービスが自分に合うかもしれないと考え、グランドニッコー東京 台場への入社を決めました。
この仕事のやりがい
お客様とお話をすることが好きで、どのようにしたらお客様にとって一番良いのかを常に考えて動いています。お客様の笑顔、お褒めの言葉、「また来ますね」の一言、は私にとってどれも本当に嬉しく、サービスをしていて良かったと思う瞬間です。
これからもお客様をよく見て、気を配り、考えることを止めずにおもてなしをしていきたいと思っています。
複数の部署を経験して良かったこと
ガーデンダイニングとThe Grill on 30thでは、営業方法や客層が異なるので、自分のサービスの幅を広げることができたと思います。ブッフェではより多くのお客様にご満足いただけるサービスの仕方を学びました。コース料理のレストランでは一皿一皿を自分でお出しするため、サービス担当者が担う責任が大きくなると考えており、トーク力など1人のホテリエとしてのスキルが上がったと感じています。
仕事をするうえで大事にしていること
「もしここに物が置いてあったら邪魔な印象を持たれるだろう」「もしテーブルセットが汚ければ気持ちが良くないだろう」と、お客様目線で考えることです。こちらにとっては毎日を過ごすお店ですが、お客様にはたった一度きりの機会かもしれません。できるだけ良い印象を持ってお帰りいただけるように努めています。
他には、お客様に対してはもちろんのこと、同じ職場で働く仲間として、館内で会うスタッフ全員にも必ず挨拶をすることを心がけています。

後輩が入ってきて
今まで自分がしていた仕事を後輩がするようになり、自分がステップアップして他の視点を持つと、過去に先輩から注意されていたことがより実感できるようになりました。「お客様の様子をよく見て、自分で考えて動くこと」はよくいただいていたアドバイスですが、ホールの後輩を見渡したとき、料理が出てくる場所だけを見ていたり、インカム(無線機)の指示頼りでしか動けていなかったりする姿を見ると、同じアドバイスを贈りたくなります。
これから挑戦したいこと
先輩に教わりながら勉強を続け、バーテンダーの資格をとったので、これからもコンテストなどに挑み続けていきたいです。
より視野を広げて、違う店舗の方がどのようなやり方で仕事をしているかも学び、自分のおもてなしに活かしていきたいと考えており、将来はグループホテルへの出向なども経験してみたいと思っています。
FLOW
一日の流れ
出社
到着予定のお客様や当日の宴席情報を確認
玄関に出て、お客様がチェックアウト後に
乗車されるバスの交通整理
作業開始
当日の到着リストで車で来館される方のナンバーをチェック
チェックアウト後のお客様のお見送り
休憩
チェックイン・宴席のお客様の
お出迎え
お荷物の部屋入れなどベル業務のヘルプ
引き継ぎ
お出迎えと並行して夜勤担当者への引継ぎ
業務終了
退社


入社を考えている学生へ
たくさんの人と一緒に働く中で、職場での挨拶や笑顔は忘れないようにしてほしいです。
接客のルールはお店によっても違いますし、ゼロから丁寧にお教えしますので、サービス技術を今から身につける必要はありません。
どうしても事前に勉強をしておきたい方は、例えばワインに使われるブドウの品種などの座学知識を学ぶことをおすすめいたします。


