フロント
フロント6年目、広がる可能性
入社時からフロントひとすじ、部署内でどんどん仕事の幅を広げているスタッフにインタビュー。
ホテルJALシティ東京 豊洲への応援派遣など、これまでの経験を聞いてみました。
入社当初
フロント
フロントに配属されてすぐは、チェックインとチェックアウトを何回も経験して慣れるようにと教わりました。電話などの他の業務は率先して先輩が行ってくれるなど、私が接客に専念できるよう周りにサポートしていただきながら、とにかくカウンターに立ってお客様をお迎えしていました。
4年目~現在
フロント
4年目の時期に、グループホテルのホテルJALシティ東京 豊洲の宿泊部に出向し、半年間豊洲で勤務しました。グランドニッコー東京 台場に戻ってからのここ数年は、カウンターに立つだけではなく、その日行われた全てのチェックインの内容に不備がないか確認する仕事や、売上の金額チェックなど、新入社員の頃よりも責任が大きな仕事を任されています。
INTERVIEW
インタビュー
この仕事をするうえで大変なこと
最初は、幅広い部屋タイプや、リピーターのお客様を覚えることに必死だったことを覚えています。想像していたよりも海外からのお客様が多く、英語での対応に慣れるのにも少し時間がかかりました。
海外のお客様への対応
1日のシフトで接客したのが全員海外のお客様だったという日もあるほど、インバウンドのお客様が増えています。私はもともと英語も中国語も得意ではなく翻訳機を使うこともあるのですが、やはり機械を使うよりも実際に話して接客をしたほうがお客様にもお喜びいただけるので、せめてチェックインとチェックアウトはスムーズに行えるよう練習しました。

仕事をするうえで大事にしていること
それぞれのお客様に臨機応変な対応ができるよう心がけています。目の前の相手の状況を想像しながら、例えば小さなお子様連れのファミリーには広めのお部屋、記念日でお越しのご夫婦には景色の良いお部屋をご提案したり、雨の日には傘のレンタルのご案内、観光のお客様には地図をお渡ししたり、と、その場で判断して最善のおもてなしに努めています。
ホテルJALシティ東京 豊洲への応援派遣
グランドニッコーとJALシティではホテルの規模が異なるので、担当する業務にも違いがありました。グランドニッコー東京 台場は客室数に伴いお迎えするお客様も多いので、フロント・フロントサービス(ベル)・ハウスキーピングと分業されています。一方ホテルJALシティ東京 豊洲は比較的規模が小さいぶん、1人のスタッフが宿泊に関連することを把握できます。私も実際に、フロントの仕事以外にもお荷物のケア・タクシーや宅配の手配といったベル業務や、お客様からの予約を管理する宿泊予約のような仕事を行いました。
今までフロントの業務をメインに行ってきたので、今回の派遣中は覚えることがたくさんありました。普段はフロントカウンターの中にいることが多かったのに対し、豊洲ではお客様のご案内など自分から動かないといけない場面が多かったのも新鮮でした。
仕事内容がわかったことで、台場に戻ってからはフロントサービスとの連携もとりやすくなったほか、お客様からの予約の問合せにも答えやすくなりました。応援派遣の経験を通して宿泊部の仕事全体についての理解を深めることができたことで、できることが増えたように感じています。
この仕事のやりがい
カウンターでお客様から感謝のお言葉を頂戴したり、後日名前入りの口コミコメントをお送りいただいたりすると本当に嬉しいです。自分がしたご提案やおもてなしについてのお褒めの言葉が励みになり、その後のモチベーションにもつながっています。
FLOW
一日の流れ
(フロントカウンターの場合)
出社
夜勤担当者からの引継ぎ
フロント業務
カウンターに出て、チェックアウト
納金作業
チェックアウトの機械をしめて納金
休憩
チェックイン開始
並行して翌日の団体ゲストのルームキー準備
業務終了
夜勤担当者に引継ぎ後、退社


(フロントバックの場合)


出社
夜勤担当者からの引継ぎ
電話対応業務
電話チェックアウト、客室からのオーダー、外線での問合せなど
カウンターが混んだときは表に出てチェックアウトを行う
休憩
チェックアウトの機械をしめて納金
事務業務
翌日の団体チェックインの準備、お客様からのメールへの返信チェッカー業務
(チェックイン内容の見直し、詳細チェックが必要な箇所は担当者に聞いてクリアにし、誰が見ても情報がわかるようにしておく)
カウンターが混んだときは表に出てチェックインを行う
業務終了
夜勤担当者に引継ぎ後、退社
入社を考えている学生へ
指示されたり教えられたりするのを待つのではなく、自らいろいろなことを吸収しようという意欲のある方をお待ちしています。
もし積極的に動いて間違えたとしても、先輩たちは「自分で考えて動いてくれた結果だから」とポジティブに捉えながら、次へのアドバイスをしてくれます。
最初はわからない・できないことが当たり前ですので、失敗を恐れずに挑戦する姿勢を大切にしてほしいと思います。